心象風景

なんですか、これ

グッド・ゲーム・ハンティング in 2022

今年も色々なゲームが出て、たくさん遊びました。
なので2022年に発売したゲームの中からいくつか選んで感想や評価を述べていきたいと思います。

何故、小学生の感想文のような導入なんですか?
今年も残り12時間を切りました。
いつもみたいな長々とした前書きを考えている暇が無いからです。
正直今めちゃくちゃ緊迫とした状況で手汗ドバドバな状態でキーボード打ってます。
どうしてこんなになるまで放置してたんですか?じゃないんだが。私がスケジュール管理できなくて「明日やればヨシ!」を重ねたからに決まってるだろ。人間の怠慢さを舐めるんじゃねえ。そう、私は就寝予定時間に風呂に入り始める人間……。
こんな人間にならないように皆さん気を付けてください。
では、参ります。

 

2022年のゲーム5選

単純に5つ選べと言われてもそれだけで3日はかかりそうなので明確に基準を設けました。
それはプレイ時間
今年遊んだ中でプレイ時間が多い上位5つのゲームについて書いていきます。
面白みのないラインナップになるとは思いますが、ブログは書くことが大事。
ちなみにスプラトゥーン3は入っていません。全人類がスプラトゥーンを遊んでいると思うな。


その① 『Pokemon LEGENDS アルセウス

はいいきなり出ました安定のアルセウス
昨年の発表時からずっと楽しみにしていたタイトルです。
人とポケモンが共存する前の時代が舞台の、アクションを取り入れたポケモンシリーズのスピンオフ。
人間に容赦なく襲い掛かってくるという設定には今までのポケモンには無いものを感じ、心惹かれました。
余談ですが、この記事を書くにあたって正式タイトルを調べたらポケットモンスターではなく「Pokemon」だった事を知り驚きました。みんなも驚け。

 

感想
アルセウスとは創造神であり、ポケモン世界の起源であり、ポケモンの頂点である伝説of伝説のポケモンである。
ウインディとか話にならないくらい伝説である。
とにかく凄いポケモン
それが万人がアルセウスという存在に抱くイメージだった。
それが、いきなり過去のシンオウ地方に飛ばされてスマホをクソダサいデザインに改造されたせいでアルセウスに対する心証が最悪にアルセウスへの憎悪を糧に今、冒険が始まる。
ここまでは全プレイヤーのテンプレだと思います。
クソ悪神への殺意はともかく、未開の地での冒険は非常に心躍るものでした。
なんと言っても、自然の中を走り回るポケモンが可愛すぎる。これだけで無限に遊べる。
こちらに寄ってくるビッパが可愛い。人を見ると逃げるムックルも可愛い。コリンクも可愛い!
……コリンクコリンク、嘘だよな……?
コリンクに襲われた時はショックで吐きそうになった。
コダックに襲われた時も10分くらい寝込みました。
ビーダルにころされた時はそこまでショックじゃなかったです。ビッパは可愛いけど、ビーダルはなんかセクハラとかしてそうな顔してるので。
可愛いポケモンが殺意を持って襲い掛かってくる。そういう世界なのだな理解し、込み上げる胃酸を飲み込みました。
なんとも言えない空虚な気持ちになりましたが、とりあえず突進してくるコリンクを回避しながら遊びました。これはこれで楽しいな。
あ、御三家はヒノアラシを選びました。

とりあえず2つ目のステージまでは何事もなくクリアしたのですが、ここから全てが狂い始める。
何を考えたのか、2つ目のステージまでで手に入るポケモン図鑑のタスク埋めを始め、団員ランクを限界まで上げようと変なプレイが開幕しました。
本来は飛行手段を手に入れないと行けない崖の上に無理やり登り、高レベルのポケモンを乱獲。ゲームが壊れ始める
2つ目のステージでは団員ランク9(最高の一つ前)までが限界だと理解するや否や、3つ目のステージに進み新たなポケモンのタスク埋めに勤しむ。
途中、カイさんが勝負を挑んできたのでレベル80のバクフーンで瞬殺。「私って小さいなぁ」とか言い出す。どう見ても心が折れてる
この段階で水上の移動手段が手に入ったので前2つのステージで行けなかった場所にも行き、更に作業が増える。
もはや目的が「海岸で立ち止まっている新参者が最高ランク団員になること」「それによりギンガ団の程度を知らしめること」になっている。そう、私の原動力はアルセウスへの憎悪ではなく、突然知らない世界に放り込まれた可哀想な私をまるで異物のように扱い差別してきた古代の土人共への復讐心。待っていろギンガ団、村の人間共。貴様らの目を畏怖の色に変え、頭を地面にこすり付けさせてやる。

なった。
これでギンガ団は終わりです。
あとはクリアまでポケモンを集めながら一直線かと思いきや、一度狂った者は二度と元には戻らないらしい。
ポケモン図鑑のタスク埋めが止まらない。各ポケモンごとに必要な分の3倍以上はタスクを埋め続ける。そんなことをしても何も報酬は無いというのに。
完全な異常プレイ。無駄の極致。でも何故かプレイ中はめちゃくちゃ楽しかった。

そんなこんなでポケモン図鑑を埋めながらクリアしました。途中、ヒスイ地方が滅びそうになったので救ったりなどがありましたが、最高ランク団員の前では些事に等しい一幕。でもその際に冤罪で村を追い出した件は永遠に忘れないからな。
パーティーの平均レベルが95を超えていたのでラスボスは余裕でした。ラスボスガブリアスとかギラティナを使ってきましたが、レベル97のポッチャマで瞬殺したら二度と会いたくないと言ってどこかへ去っていった。
クリア後はギラティナがリベンジを挑んできたのでポッチャマでボコボコにしたら大人しく捕まってくれました。ちょっとギラティナに同情せざるを得ない

全てのポケモンを捕まえたらいよいよ裏ボス、アルセウスとの決戦。神々しさよりも上から目線の態度がムカついたのでボコボコにしました。嘘、普通に強くて3回くらい死んだ

こうしてヒスイ地方を救い、全てのポケモンを束ね、神をも手中に収めたことで私に逆らう者はいなくなった。
私こそがギンガ団の長……否、ヒスイの王である。


評価
未開の地での凶暴なポケモンを相手にした冒険はとても新鮮で楽しいものでした。
基本的にステージ制で遊びの幅は狭いですが、やる事が多く、サブクエもあったので飽きることはなかったです。
そして広く自由なマップを探索するという性質上、悪さができるゲームでもありました。
崖上など、本来序盤では行けない場所へ頑張れば序盤から行けてしまう。結果、高レベルのポケモンを用いたレベリングでゲームを壊せます。私としてはこういう抜け道は好きなので大歓迎です。
ステージ制とは言ってもオープンワールドに近いプレイ感ですね。変な遊び方に走ったのはそういう感覚があったからかもしれません。
通常プレイでは50~60時間ほどで遊びつくせるゲームだと思います。
しかし、早い段階での団員ランク上げや無意味な図鑑タスク埋めをし始めるとどうなるか。
はい、やり込み最終段階の光るおまもり入手までで130時間ほどかかりました。
絶対にこんなに遊べるゲームじゃないのでここまで遊びつくした私を誰か褒めてくれ。いやもうこの際ゲームフリークさんに褒めてほしい。
ストーリーに特別秀でたものはありませんでしたが、ポケモン自体がストーリーに凝ったシリーズではないですし、キャラクターが個性豊かで会話自体が楽しかったというのもあってあまり気にならなかったです。
アクション面は、ポケモンの攻撃を回避してボールを投げるのが主体で、基本的に隠密や回避で背後を取れば先制を取れたり、捕獲しやすくなったりととにかく背後を取れば格上を仕留められる仕様でした。
回避で背後に回り込んでバックスタブ。もはや遊び方が完全にダークソウル。このゲーム発売直前までダクソを遊んでいた私の経験が遺憾なく発揮された瞬間だった。

総評として、個人的にマンテンボシみたいな評価なのですが、オートセーブを切ってプレイしたらフリーズして4時間の作業が無に帰すみたいなのが二度あったので、ココノツボシにしておきます。私怨


その② 『ELDEN RING』

ヒスイの王となった私が次に向かった先はエルデの地
「王となれ」のキャッチコピーに従い、この世界も地脈の髄までしゃぶりつくし、蹂躙してやろうと思います。
発表時から死ぬほど楽しみにしていたゲーム。
それもそのはず。何と言っても私はソウルシリーズの大ファン。年末年始は毎年ダークソウル1~3の全ボス撃破マラソンをして遊んでいます。
ダークソウルをオープンワールドにしたら面白いに決まってるだろ。
発売前からもはや覇権は決まったようなもの。
面白くなるのが当然なので期待すらしていないレベル。
それでは、フロム・ソフトウェアの産み落とした天上の怪物をご照覧あれい!

 

感想
乾いた空気の僻地から始まり、そこかしこに他者からのメッセージが輝き、なんかデカいモンスターに一撃でころされる。


YOU DIED

 

……あぁ、帰ってきた。私は帰ってきたぞ。この世界に。
もう既に満足したので1万点あげようかと思ったのですが、扉を開け、エルデの地をこの目で見た瞬間、やっぱり1億点あげようかと思った。さっきから何の点数だよ。
だだっ広いフィールドを練り歩き、強そうな騎士にころされ、小規模ダンジョンに入ってころされ、敵の拠点に突っ込んでころされ。
全てが楽しい。あ、ころされた後はちゃんところし返してます。
ちなみに近接もいける魔術師プレイです。
道なりに進んだら出た出た忌み鬼マルギット。お前のことは事前情報で知っているぞ。最初のボスだしそんなに強くないだろうということで戦いました。
あっさり死にました
エ、エルデンリングは今までのシリーズと比べて簡単なんじゃなかったんですか……?
まぁ1時間くらいで倒せたし当社比的には簡単……なのか?
その後は最初の大規模ダンジョン、ストームヴィル城に到着し、死にまくりながらも半日かけて攻略。途中で遺灰の使い方を覚えたおかげでボスのゴドリックも難なく撃破できました。
新しく行ける場所が増えましたが、まだ最初のフィールドを探索していなかったので隅から隅まで探索することにしました。
ちなみにですが、エルデンリングをやるにあたって、制約を決めています。
それは、インターネットの使用を禁止すること。
具体的には攻略サイトは勿論、SNSや動画サイトもアウトです。理由は単純、ネタバレ防止のためです。
ゲームは一度遊び終えてしまえば、二度と真っ新な状態ではプレイできません。
この世界は私自身が練り歩き、探索して、私自身の手だけで攻略したい。最高の体験をするために、このような縛りを強要しました。
閑話休題、冒険続行。
最初のフィールド、リムグレイブを探索していたら真っ赤な土地に辿り着いた。ケイリッドというらしい。見るからにヤバそうなモンスターが徘徊していたので突撃したら見事にころされました。序盤マップのすぐ横にこんなもの配置するな

すぐに引き返してリムグレイブの探索を続行。
フィールドを走れば気になる場所が目に付く。そこへ行く。ダンジョンや拠点など何かしらある。
そんなこんなで罠にかかり、ケイリッドの最奥らしき場所に飛ばされる。周辺の敵があり得ないほど強い。地図を見ると、明らかに端の方だったので最後の方に訪れる場所なんだなと理解し、即座にリムグレイブへ帰還。ほんと油断ならないなこのゲーム
リムグレイブの南へ行けたのでそちらもひたすら探索していく。また罠で飛ばされました。
だいぶ遠くまで飛ばされたらしい。最終目的の黄金樹がすぐそこに見える。……は?
地図を見たらケイリッドの最奥の二倍くらい距離がある場所へ飛ばされてました。……は?
とりあえず想定の何倍も広い世界だということが分かりました。上等です。何時間かけてでもエルデの地を蹂躙しつくしてやる。
気を取り直してリムグレイブの探索もあとわずか。これが終わったらケイリッドに行くかと息まいていたらなんか地下へのエレベーターが起動した。
なんかめちゃくちゃ広い地下世界に辿り着いた!?!?!?!?!?!?
どうなってるんだエルデの地、無限に広がってるのか?
そんなこんなで最初のマップ、リムグレイブは踏破しました。たぶん。

次にケイリッド
そこそこレベルが上がったのでいけるかと思ったら変わらずボコボコにされました。こんなマップを序盤の横に配置するな(二回目)
怖すぎてひたすら祝福を解放しながら走り抜ける。ダンジョンはマークだけして、探索ポイントもアイテムだけ頂いて逃走を繰り返しました。おかげでクソ強い魔法と杖(隕石のやつ)が手に入ったので結果的に正しい探索の仕方だったっぽい。
この辺りで意地になってケイリッドを蹂躙するまで先に進まない決意をする。
何とかなるもので、ケイリッドの踏破はイベント進行が必要なラダーンを除き完了しました。恐ろしいのはケイリッドを攻略できたことではなく、攻略後のレベルが明らかに過剰だったこと。明らかに序盤の横に配置されてはいけないマップを2番目に攻略したことでまたゲームを壊してしまった

無限に書けそうなのでこの後の冒険は割愛
マレニアとかラスボスとか、何時間もの死闘を経て無事にエルデの王となりました。
その後はトロコンのために周回して終わり。かくしてヒスイの王はエルデの王となりました。
ちなみに敵のインフレが凄まじかったのでゲームは壊れませんでした


評価
100億点。今年一番のゲームです。
今年のゲームオブザイヤーはこれだと確信しましたし、実際にゲームオブザイヤーに輝きました。
ボリュームに関しては文句無し、難易度も丁度良かったです。
探索できる場所の豊富さと、強力な武器や戦技の多さ。協力プレイも可と考えれば、事前情報に違わず今作は割と簡単な部類だったのかもしれません。

最強ボスのマレニアも4時間くらいで倒せましたし、5時間かかったSEKIROのまぼろしお蝶よりは弱かったと言える。本当か?
世界観はダークソウルやブラッドボーンほど独特なものは感じませんでしたが、ゲームオブスローンズジョージ・R・R・マーティンが下地を作っただけあって流石の没入感。宮崎さんの描くダークファンタジーさも相まって神々しくも闇の深い世界に仕上がっていたと思います。
ストーリーや人物関連も今までより考察しやすいようになっていましたし、割ととっつきやすい作品なのではないでしょうか。
また、広すぎるフィールドも全く腐っておらず、探索することの楽しさを体験できる作品でした。ケイリッドの地は腐っていましたが。
私にとってゲームは自分が感じたこと、自分が体験したことが大事だと思ってます。なので、ゲームを遊ぶにあたって、攻略情報は基本的にシャットアウトします。
このエルデンリングに対してはそうした想いが一層強く、よってネット断ちを決行しました。
(実はダークソウル3の時にアノールロンドのネタバレを踏んで初見の衝撃を味わえなかったトラウマに起因するところがある)
その甲斐もあり、想像以上の没入感を得られ、人生でもトップクラスのゲーム体験ができました。
下手したら二度とこのレベルのゲーム体験はできないと思うので、そういう意味でも文句無しに今年一番のゲームです。
自力での攻略によるクリアまでの時間は150時間ほど。その後のトロコンや見逃していたダンジョンの攻略でプラス10時間、トロコンまでは160時間といったところでした。その後もたまに遊んでるので200時間以上はプレイしてます。
余談ですが、エルデンを遊んでいた当時は残業100時間超えの人権侵害生活の真っ只中だったのでクリアまで二ヶ月かかってます。二ヶ月でも頑張った方だと思います。いや頑張ったどころか二ヶ月間のネット断ちは偉業だと思っていますが。控えめに言って神だと思っています。神って残業100時間するのかな。

総評として、素晴らしい点は上記の通り。悪かった点は巨大蟻がマジで気持ち悪かったこと。よって100億から98億点を引いて2億点です。

 

その③ 『モンスターハンターライズ:サンブレイク』

モンハンライズの大型アップデート版。
過去作で言うGにあたるものです。
新モンスター、新拠点、新マップ、新システムを携えた続編であり、懐かしいモンスターも追加されています。
ライズにハマった人はやらない選択肢が無い大盛つゆだくニンニクマシマシノンシロップチョコレートソースアドホイップみたいな一品。
みんな一狩りと言わず千狩りくらいやる羽目になります。

 

感想
いや正直あまり言う事が無い
ライズは150時間くらいやりましたし、当然サンブレイクは楽しみにしていました。
普通に新モンスターに感動して、普通に狩りながらストーリー進めて、普通に素材集めて装備作りしましたね。
なんか気付いたらプレイ時間が100時間くらい増えてましたけど
ちなみに私は弓しか使いません。
ただ弓だけで連射・貫通・拡散の3タイプあり、それぞれ属性を揃えるとなると装備を揃えるのに異様に手間がかかりました。
追加モンスターに関しては懐かしい面子から新モンスターまで、予想以上に多くのモンスターが増えて楽しかったです。メル・ゼナとかビジュアルから設定までめちゃくちゃ格好良かったです。
アプデで次々とモンスターが追加されていってますし、モンスター周りに関しては文句無しです。ただしショウグンギザミは○ね
あと新拠点、エリア移動が必要なくなっていて良かったです。フクズクの巣の場所は許しませんが。
そして何と言っても傀異錬成。これを考えた人はショウグンギザミと一緒に渡りの凍て地に飛ばされてほしい。
捕獲不可の強化モンスター、傀異化モンスターを狩猟することで手に入る傀異化素材を使って防具の強化ガチャ。もうこの字面だけで正気の沙汰じゃない。お守りガチャでヒイヒイ言ってるプレイヤー達を嘲笑う鬼畜の所業。人の心とか無いんか?
まぁこのあたりはアプデで緩和されていってるから許します。でも傀異討究レベルの上限が最初のレベル80から200に上がったのは許さん。この企画通した人はショウグンギザミと一緒に全裸で土下座してほしい。

 

評価
新モンスターや傀異クエストに関してはやりごたえありますし楽しいです。
ある程度遊んで分かりましたが、私のような単一武器のプレイヤーは傀異強化が無いとやることがすぐに無くなります。当初はため息が出る要素でしたが、アプデを重ねるごとに緩和されたり、ついでにお守りガチャも緩和されました。強化の幅もどんどん広がっており、プレイヤー側もインフレしているので傀異強化も今ではそこまで苦ではなくなっています
何だかんだ言ってアプデには毎回期待していますし、何よりプレイ時間がどんどん積み重なっているのが答えでしょう。
多くの追加モンスターやガチャ要素の緩和で強化の多様化などによる加点。急激な傀異討究のインフレやショウグンギザミ、受付嬢が近藤春菜であることによる減点。これらを総評して600バハリコインです。


その④ 『星のカービィ ディスカバリー

30周年を迎えたカービィシリーズ。その記念すべき初3Dアクションとなる作品です。
正確には本編カービィでの初3Dとなります。
1月にいきなり3月発売であることが発表され、既にアルセウス、ホライゾン、ソフィー2、エルデンでパンクしていたゲームスケジュールに突っ込み大事故を起こしました。
ともあれ、カービィシリーズ本編は全てプレイしてきた私には期待の一作です。想像を絶する高カロリーだったエルデンリングの後にデザート感覚でプレイすることにしました。

 

感想
あ、もう全部良かったです。
ほおばり変形のカービィは可愛かったし、新敵キャラのガルルフィも可愛かった。あと捕まってるワドルディも可愛かったです。永遠に捕まっててほしい
まず何と言っても最初のステージの導入が良かったですね。見知らぬ土地に流れつき、無音の森林を抜けると、そこは自然と文明が混ざり合った不思議な光景。そして流れる「新世界をかけぬけて」、これがまた最高。これから冒険が始まるんだというワクワク感がこれでもかと刺激されました。
そして初めてのほおばり変形、車ほおばりからのオープニングムービー。曲は「WELCOME TO THE NEW WORLD!」という名前で、歌詞は謎言語です。この世界の言語という設定で、文字はアルファベットに変換できますし、発音も決まっているらしいです。
ちなみに謎言語の文字自体は発売前に有志の方々が解読済み。そこら中にある看板や張り紙の文字を解読するとこの世界の裏設定が読み取れたりします。
その後も海ステージや遊園地、雪のステージ、荒野、火山と様々なロケーションで文明の名残を感じさせ、そのまま物語の真相へと繋がります。
エフィリンの正体や、ビースト軍団の目的。黒幕の存在や、文明を築いた人々の行方などなど、恒例ですが、カービィシリーズ終盤はかなりシリアステーマ性や設定に凝っています。そういうところを読み込んでいくのもこのシリーズの醍醐味ですね。あとラスボスでの急激な難易度上昇も相変わらずでしたね。
クリア後もミニゲームや収集要素をこなしつつ、裏ステージから裏ボスまで全て飽きずに遊びつくせました。
完全クリアまでで大体40時間程度かと思いますが、その後もう一周完全クリアとRTAにチャレンジしたりで合計80時間ほどプレイしました。

 

評価
カービィ本編初3Dアクションとしては文句無しの出来でした。
欲を言えばコピー能力はあと1つか2つは増やしてほしかったですが、それはこれからの3Dカービィに期待したいところです。
キャラクターやストーリー、設定、ロケーションのどれも満足で、考察の余白もありクリア後も中々楽しませてくれました。
あとはカービィシリーズと言えばBGMですね。今回も石川淳さんと安藤浩和さんの手掛ける、どこか郷愁漂うポップなゲームミュージックがより取り見取りでした。
特にラスボス曲「いつしか双星はロッシュ限界へ」は凄かったですね。前半の神々しさと物悲しさを漂わせる曲調から、後半の激しさと熱さで圧倒してくる曲調への変化は圧巻。おかげでラスボス戦のテンションを限界まで高めてくれました。早速人気曲になってるのも納得のクオリティでした。
ついでに私のお気に入り曲を発表しておくと、「新世界をかけぬけて」「行こうよアライブルモール」「北のホワイトストリート」「褪せ色のサイコメトラードリーム」です。
悪かった点は強いて言えば、操作のチュートリアルがほとんど無かったあたりですかね。回避とか終盤まで気付きませんでした。
あとは何かしらアプデも来てほしいなと思っています。前作のスターアライズがかなりアプデで拡張してくれた作品だったので。
総評としては、そこまで欠点の無い、ほぼほぼ理想的な3Dカービィだったのでワドルディ300人分といったところです。


その⑤ 『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』

最後は最近発売のポケットモンスター最新作、スカーレット・バイオレットです。
私はポケモン本編は毎回プレイしているので、こちらも例外なくプレイしました。
今作はなんとオープンワールド
ポケモンオープンワールドと言われても想像がつきません。一応、近いものは今年の初めに発売したアルセウスですが。
主人公のキャラクリができたり、色々なルートがあったり、パッケージのポケモンが移動手段になったり。さて、どうなるんでしょうかね。
スカーレットで始めていきます。

 

感想
はいホゲータが可愛い。
私は御三家発表時からホゲータは3Dでめちゃくちゃ可愛くなると確信していました。
発売前までみんなニャオハに夢中でしたが、明らかにホゲータが可愛すぎるのでホゲータ人気が急激に上昇していって思わず笑顔になってしまった。
え、クワッスも可愛いと思いますよ。ポケセンオンラインから届いた箱がクワッスだったし。

そういえばまずキャラクリですね。
性別は男にしましたが、姿は女の子寄りにしました。中性的で可愛いです。

ゲームを始めたはいいものの、ファッションを変えたり、街中で写真を撮ったりでいきなり物語が進まない現象が発生しました。相変わらずオープンワールドが下手すぎる。
ようやく学校に到着し、冒険が始まります。
ここの導入、いいですね。自分だけの宝探し
エルデンリングの方でも書きましたが、私のゲームプレイ方針として「自分だけの体験」があります。
好きなルートで好きな目的をこなしながら、自分だけの冒険の先に宝物を見つける。
まさに私の方針と合致しているではありませんか。
この時点で神ゲーです。ホゲータ可愛いし。

今回はいつも通り、ジム壊滅行脚(チャンピオンロード)を進めようと思いました。思いましたが、なんと方向を間違えてヌシ駆逐ルート(レジェンドルート)に突入。なんとなくクリアしたらコライドンがパワーアップしました。ここでこのルートが移動手段を増やすためのルートだと判明しました。
オープンワールドで移動手段が増えるということは、それだけ悪さができるようになるということ。ヌシ駆逐ルートを最優先にクリアすることが確定した瞬間です。
と、始まりは不純な動機でしたが、ストーリーを進めると判明するペパーパイセンの目的
犬(ポケモン)を救うためとあらば私も全力を出すしかあるまい。
速攻でクリアしました。ちなみにスシのヌシは明らかにレベル不足でしたが、どくどくと混乱のコンボで無理矢理倒した。
こうしてペパーパイセンの愛ポケモンは元気になり、レジェンドルートは終わりましたとさ。と思ったらペパーパイセンがレベル60のポケモンでいきなり殴りかかってきて死んだ。もうお前がチャンピオンになれよ

レジェンドルートがクリアできなかったので、一先ずは全てのそらをとぶポイントの解放とポケモン捕獲に勤しみました。あらかた地図を埋めたあたりでレベル50くらいになる。


そろそろ、狩るか…♠


ジム壊滅行脚、開始。マジで何の感慨もなく蹂躙が終わりました。無常すぎる。
ちなみに一番弱いジムは一番最後に残しておきました。瞬殺するのが気持ち良かったです。

その後は不良組織壊滅ルート(スターダスト★ストリート)も決行。
すんなり進んだと思ったら最後のビワ姉にころされかけた。なんだよその違法改造ブロロローム……もうお前がチャンピオンになれよ
ちなみに校長とマジボスは普通に倒せた。不良組織壊滅ルート、完。
その後は四天王とオモダカさんを倒してネモさんもあっさり倒してジム壊滅行脚、完。
こうなったら流石にペパーパイセンも苦戦せずに倒せました。ヌシ駆逐ルート、完。

激闘の末クリアするのも好きですが、レベリングしすぎた後の快適攻略もまた良いですよね。

余談ですが、パルデアのウパーについて。私の予想ではヌオキングかタチフサヌオーになるはずでした。実際の進化系はチョコをたっぷり練り込んだパンみたいなドオーでしたね。癒し系すぎて無限に連れて歩ける。そしてついでに強い。

話は戻って残りはパルデアのアビス(大穴)。
雰囲気とストーリーの流れが別ゲーに変わった。空気が完全にヒスイ地方。油断したらポケモンに喰われる。
何だかんだで最奥でラスボス戦です。
初見のポケモンしか出してこないので死ぬかと思った。というかトドロクツキとかいう生物に6縦された。なんで全部の攻撃がワンパンなんだよ
こうなったらこっちもワンパンするしかねぇ……とせんせいのつめを持たせたデカヌチャンでギャンブルが始まりました。何でアビスの最奥でカイジが始まってるんだよ。
まぁ運よく1回で成功したのでゲームクリアです。お疲れさまでした。


評価
ストーリーやキャラクターは非常に良かったです。ストーリーに関しては歴代で一番力が入っていたのではないでしょうか。
そしてコライドンは犬。犬は可愛い。パッケージの雄々しさはどこかへ飛んでいった。
他にも野生のポケモンが寄って来たり、寝ていたりするのは可愛かったです。アルセウスで培ったノウハウが活かされているのが伺えました。
肝心のオープンワールドについて。これは正直、オープンワールドの割には探索の楽しさや、探索の意味は感じられませんでした。
モブトレーナーが広いフィールドにポツンと立っているのは不自然だったり、ダンジョン的なものが少なかったりと、オープンワールドになったマイナス点が目立ちました。
モブトレーナのバリエーションが少なかったり、ロケーションも街以外はそこまで特徴的な見栄えとかなかったので、そこらへんも少し残念だったところです。
サブクエもありませんでしたし、私は対戦は全くしないので厳選などのやり込み要素も特にすることがありません。折角のオープンワールドですし、ソロプレイでもやり込みができるような遊びの幅広さが欲しかったです。
例えば、四天王やジムリーダーと再戦できないのは寂しいですし、そのあたりアップデートで改善されると嬉しいかなと思います。
オープンワールドにすることでリソースが足りなくなったのなら、やっぱり剣盾ベースのポケモンが一番バランスいいんじゃないかなと感じました。
ただ、何だかんだで探索にはそこそこ時間がかかったのでクリアまで50時間、その後図鑑埋めなどでプラス10時間以上、今も引き続きプレイ中です。バイオレットもやる予定ですし。
なので不満はあれど、楽しいといったところで総評は65て……あ、そういえば私はヤドンが好きで、今作はヤドンがいないものと思ってプレイしていました。
なので遭遇した時の衝撃と言ったらもう

1000兆点!!!!!!!!!!


まとめ

年明けまで時間が無いので後半は駆け足でしたが、なんとか書き終えました。
人間、やればなんとかなりますね。アルセウスもこう言っています。

フェイスレスかよ。

他にもソフィー2とかGhostwire:TokyoとかグルメフェスとかWo Long体験版とかバイオ8DLCとかありますし、積んでいたENDER LILIESや十三機兵防衛圏も始めたりしたので話したいことはたくさんあるのですが、時間が足りないので5選としました。ホライゾンとかCCFF7リメイクもまだ手をつけてないですし。
来年もカービィwiiリメイク、バイオ4リメイク、Wo Long、ゼルダBoW続編やFF16など前半からスケジュールがまたパンクを起こしそうです。
誰か時間をくれ。

 

 

 

 

 

 

 

 

良いお年を。